オ カ エ リ ナ サ イ

もう、今日はこの話題に言及するしか無いでしょう。

「はやぶさ」大気圏突入、60億キロの旅帰還

故障した箇所を次々と運用で乗り越え、満身創痍の状態で全てのミッションをやり遂げて、最後は地球の大気で燃え尽きたはやぶさ。

こんなに美しい流星は見たことが無いです。

HAYABUSA Re-Entry(USTREAM)
Hayabusa re-entry(YouTube)

資料カプセルの切り離し後、底面カメラを地球側に向けさせて撮影された画像。

はやぶさラストショット(TwitPic)

そりゃあ、こんなストーリー考える人だって出てきて当然。

[drawr] すこっち – 2010-06-13 12-35-13

くっそー、泣けるぜ。ほんとに技術者ってとんだロマンチストです。

祝帰還!「はやぶさ」7年50億kmのミッション完全解説【その1】(ASCII.jp)

ほんとに、関係者全員がヤマトの真田さんに見えてくる。

「はやぶさ」は凄い。何が凄いって、人が凄い。史上初をいくつ実現したんだ!という野心的なミッション内容だけでなく、前例がないゆえに次々と起きたトラブルを、宇宙機運用技術の粋を尽くして乗り越えたその手腕が凄い。

そして、それに応えた「はやぶさ」も凄い。何かもう意思があって、プロジェクトメンバーの熱意を汲み取っているとしか思えないような挙動の数々。プロジェクト責任者である川口淳一郎教授をして、「はやぶさ自身がこちらからの声、伸ばした手に応えてくれた」と言わしめた。「不具合を起こしたエンジンが2基同時運転で復旧した」とか「リチウムイオン電池に充電できた」と聞いただけで快哉を叫びたくなるなんて、そうあるものではない。

さすがは八百万の神の国。機械にも神(意思)が宿るのかもしれません。

コメント (1件)

  1. はやぶさ・・・・・・・・・
    おかえりなさい。ごくろうさまでした。(涙)

  2. 多神教の懐の深さというか、どこの神様も神様の一人(?)だから。
    いやあ、泣いてもいいと思う。
    僕は泣きましたが、なにか?

  3. 分離したカプセルはアボリジニの聖地近くに落ちたそうです。
    盗んで一儲けしようとしている輩の手出しの出来ないところだったそうです。
    「神様が守ってくれたんだね」
    ってコメントを多く見ましたが、日本人には縁もゆかりもない神様。
    でもそれが「守ってくれる」と素直に言えちゃう日本人が大好きです。
    な、泣いてなんかいないんだからね!

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