シン・ゴジラ(その2)

もう一度見てきました。それでも足りない。これは円盤出たら買うしか。

牧博士の「私は好きにした。君たちも好きにしろ」は、自らゴジラに取り込まれた博士の遺書なのでしょうか。ゴジラが東京へ向かったのは、遺伝子として融合した博士の意思なのか?

合衆国エネルギー省での研究結果は、無限のエネルギーを得る可能性とともに、人類を破滅に導く煉獄の炎か。それを「君たちも好きにしろ」と言い残したのはなぜ。

一度目を見た後はネタバレを恐れずいろんなサイトを見て回りましたが、その中で面白かったのは、最終作戦名である「ヤシオリ作戦」。ヤシオリとは須佐之男命(スサノオノミコト)が八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治するときに持って行った酒の名前「八塩折之酒」に由来するようで、ゴジラに血液凝固剤を投入する部隊名が「アメノハバキリ」。これは須佐之男命が持っていた剣の名前「天羽々斬」ですし、ゴジラを八岐大蛇にたとえたのだとすると、最後に尾から出てくるのは「天叢雲剣」(アメノムラクモノツルギ)となります。

ラストシーンのしっぽから出てきそうな「人型の何か」はこれなのかと。

作中、ゴジラはヒトの8倍のDNAを持っており、自己進化の末に飛翔体や小型群体への進化の可能性があることが言われています。そんな進化の枝先には、新しい「ヒト」も含まれているのかもしれません。

姿かたちは人でも、熱線を吐くものといえば「巨神兵」。あとは「エヴァ」ですか。

なんかこうしていくらでもいろんな想像ができて、他人の解釈も併せて読みたくなるのが庵野秀明作品というものなんでしょうね。

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