ドライブの春劇場版「スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号」。及川光博がライダー/黒井響一郎を演じるってことで見てきました。
入場プレゼントは「仮面ライダー4号エピソード1」。これはあとはVシネでやるのか?
人間体出演がBlackの光太郎、555のたっくん、ブレイドからダディヤーナザンことギャレン、電王からゆうくん(復帰おめでとー)ことゼロノス(と、オカンデネブ)。意外なことにロイミュードはまったく出てきません。全部「ショッカー」怪人でした。
以下ネタバレあり。
歴史改変モノですが、「キザが似合う3号」ってのが欲しかったのかなぁ。
1号2号は3号に倒されて存在しない世界。V3以降のライダーのほとんどがショッカーに脳改造されてショッカーライダーになっている。世界に違和感を感じているのは進之介ではなくて霧子。これまで改変された世界に気づくのは主人公ライダーか電王のキャラでしたが、ちょっと変えてきましたね。
ライダーの正義を貫いているのはBlack。やあ、倉田てつをはスタッフに愛されているなぁ。
ギャレンはコッチ側かと思わせといて罠だったり、あちら側と思わせて最後は共闘したりと、ちょっと微妙。
たっくんはショッカー側ではないものの、ちょっとヒネた立ち位置が相変わらず。(前の劇場版で)神敬介に諭されたんじゃないのかよ。
ゆうくんは相変わらず「世界の外」の人でした。デネブとのやりとりは涙出るほど懐かしい。
改変された世界が元に戻ると、3号の存在は消えちゃうんですな。でも響一郎の存在は消えず、F1レーサーとして進んでましたか。
あとは剛がねぇ…TV放送でも「俺には時間がない」って言ってたからそういうことなのかなぁと。
「裏切りは仮面ライダーの代名詞」「勝ったものが強いのだ」とか、仮面ライダーの暗黒面を魅せつけてくれます。でもこれ、子供付いてこれないんじゃないでしょか?昭和ライダーを見ていて、Black、RXも見ていて、更に平成からブレイドと555も見ていないと、フルに楽しめない気がします。すごくターゲット客層が広いようで狭い。
今ライダーのメインターゲットの子供とそのお父さんでは、おそらく555は抜けてしまうでしょうし、おじいちゃんは昭和ライダー世代より上になってしまう。昭和ライダーを見ていた自分くらいの年代で、平成ライダーも見るヲタクな人が最適ターゲットってことですかね。