超電王トリロジーその2

「EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル」ってことで、新電王のお話ですが…。

以下、ネタバレ

いや~~。電王で泣かされるとは思わなんだ。

今回の契約者(ヒロイン)は、自分の誕生日を祝ってくれようとしていたおばあちゃんとの約束を反故にして、彼氏や友達と出かけてしまった過去をやり直すため、ほんの数ヶ月先からやってきました。はい、おばあちゃん、夏の終わりに亡くなってしまうんですね。

「失って初めてどんなに大切だったか分かる」

幸太郎もテディとの契約を唐突に終了させられて、大事さを理解します。まー、新電王のストライクフォームは、契約イマジンを武器に変形させるので、テディ以外は相性が悪いわけで。ストーリー内ではキンタロスの斧とウラタロスの釣竿+ムチしか出てきませんでしたが、モモだったら剣になったのかな?

もうひとつの見所はおばあちゃん。未来から来た孫と今の孫が並んでしまっても、取り乱すことなく二人を競わせたりしますが、最初に見た時点で理解してたみたいです。

「あなた、遠いところからきてくれたんでしょう?」
「急に孫が2人も出来た見たいで楽しいわ」
「大丈夫、これからもずっと楽しいわ」

亡くなったあとのヒロインへのメッセージカードにも

「やっぱり、ずっと楽しかったわよ。ありがとう。お祖母ちゃんより」

   ()ぶわっ

相変わらず、お子様置いてきぼりの内容でした。

3部作ってことで、バックトゥーザフューチャーみたいに伏線引きまくりになるのかと思ってましたが、1作ずつ楽しめる構成のようです。

でも共通するテーマは「喪失」なのかな?最初の話は「消えてしまった桜井侑斗」と「未来に縛られること無い桜井侑斗」の間にいる愛理さんが主役で、今回は失うことが分かっているお祖母ちゃんと失われずに済んだテディのお話でしたから。次のエピソードでも「お宝は失われてはならない」っていうコピーが付いてますね。

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