バンダイのかなり昔のプラモデル。高さ35cmくらいです。






いわゆる「旧キット」と呼ばれるもの。調べてみてもいつの発売かはっきりしてませんが、1999年というサイトも有り、軽く20年以上前ということになります。
ポリキャップなんてものはなく、肩や腰の関節はプラ部品どうしのボールジョイント。腕の重さを支えきれないので、木工用ボンドとサランラップを挟み込み、どうにか保持しています。何故か両腕にオーラキャノンがついてるし。
足も全体の重さを支えるには可動部が貧弱なので、オーラコンバータの接合部に3mm真鍮パイプを通して台座と固定。固定ポーズモデルのような仕上げにしました。
プロポーションも旧モデルらしく、普通に立たせるとずんぐりした印象に。でもこのモデルで設計者がやりたかったのはコクピットに収まるショウ・ザマとチャム・ファウだったんじゃないかな。
ビッグスケールモデルにありがちだった「目が光る」ギミックですが、説明書では「ムギ球」を使うように書かれています。その場合、オーラコンバータの根本からリード線を出して電池をつなぐということになるのですが、それは嫌だったのでヘッドユニットの上半分を接着せずに開閉できるようにして、釣り用の極小LEDライト「ミライト」の赤を仕込めるように改造しました。発光のON/OFFは頭を開けて行います。
ピンクの部分や黒いライン、白い爪などはシタデルカラーを使いました。基本的に大面積の塗装はしていません。オーラコンバータの接着ラインがどうしても隙間ができる(旧キットあるある)ので、溶かしランナーパテで埋めています(若干白くなってます)。
台座は100均の木製BOXを裏返し、同じく100均の木粉粘土を盛り付け、足跡をつけたあとでタミヤ情景ペーストを色々擦り付けて作っています。
標準的な1/72 HGオーラバトラーシリーズに比べて3倍近いサイズのこのモデル。迫力満点でした。