劇場版仮面ライダージオウ Over Quatzer

「真の最終回」と聞いて、2回めのディケイドか?と思ったのは内緒。

テレビ放送の最終回を見てからの劇場版だったので、どのくらい「真」なのかというと、まあパラレルです。

いくつかのサブテーマを盛り込んでいるので、ちょいとストーリーがあっちこっちに飛びます。

ベルトさんことクリム・スタインベルトからのメッセージで、自分の祖先を殺すことで仮面ライダードライブの存在を消そうとするものがいる。そいつらからドライブを守ってくれと頼まれ、マッハに会い、香木をたよりに戦国時代へと飛びます。

そこで出会った織田信長は、第六天魔王の別名とはかけ離れたチャラい男でした。

織田信長の人物像がかなり普通じゃないのも、後世に伝えられたものはそれを伝えようとした人の主観や希望が入っていて、本当がどうだったかはわからない。だからウォズの持っている「逢魔降臨記」にかかれているのも、本当のソウゴとは違っていてもいいということ。

クォーツァーの言う美しくない平成をやり直すってどういうこと? ライダーに限って言えばクウガとアギトは比較的「仮面ライダー」の系譜に沿ったデザインだったけど、龍騎以降は非常にとんがったデザインとコンセプトで、統一性がなくバラバラである。そこが「美しくない」ってのは昭和ライダー至上主義者なら言いそう(笑)。

「歴史」は人が作る。だから過去の真実も、未来の姿も。

ってことで本編へ戻ります。

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