2度も見ちゃった。
いやー、素晴らしい。とんでもないスケールの茶番劇でした。
原作漫画ははるか昔に読んだ記憶があるので、「そこいらへんの草でも食わせておけ!」とか「来るか?所沢へ」なんかのセリフにはニヤニヤ。ただ、麗の逃亡よりあとは原作とは異なってきてます。
もともと未完の原作ですので、どうまとめるのか楽しみだったのですが、
- 冒頭の完全にイっちゃってる導入部=ファンタジーへの入り口
- 現代パートと都市伝説パート=語り部による進行と視聴者側の立場の確率
- 千葉を登場させることで対立と共闘を描く
- 通行手形制度の裏にある不正と陰謀を暴く=革命によるカタルシス
と、非常にハイ・ファンタジーの手法(ネバーエンディングストーリーなんか近くない?)で構成されていました。
もうね、素晴らしい俳優たちが超真面目に変なキャラを演じてるし、絵面が魔夜峰央先生のキャラとかぶるしで、エンドロールのあとは思わず拍手しちゃいました。
なーんにも考えずに笑いに行ける作品なので、超オススメです。
(3/21追記:パタリロの実写もやるそうですが、加藤諒くん大活躍ですね)