カードキャプターさくら展 魔法にかけられた美術館

年末休みに入ってやっと行けました。ほんとは前記(~11月)も行きたかった。

場所は六本木森美術館。以前ガンダム展で言ったことのある場所。

入り口は「はじまりの書庫」。2m以上ある大きな本が6冊出迎えてくれます。それぞれCCさくらという物語の魅力となるキーワードを解説。20年前に「みんな違ってみんないい」を実践していたさくらです。

2番めの部屋は「スペシャルシアター」。見開きの本がスクリーンとなってケロちゃんがご案内。さくらちゃんに「美術館に魔法を」かけさせます。

シアターを出ると一面の「花」。CLAMP先生の「花」のイラスト原画が展示され、来場者がペタペタ貼った花のステッカーが壁と床を飾っています。運動会で積もるほど降ってきた花びらを思い出します。新規イラストはこの時代ですからいい加減デジタルだろうと思っていたんですが、水彩用紙にアナログで描かれていました。

次の部屋は「包囲(シージュ)された知世のアトリエ」。最初のOP時の衣装や、印象的な服が、10歳のさくらちゃんサイズで再現。シージュを表す薄布の向こう側はどこの手芸屋さんだと思うような生地、糸、ボタンなどの小物がびっしり並んでいます。もこな先生が作ったというミニドレスもありました。SDかオビツ60cmくらいのサイズかな。

アトリエを出ると、「迷図」によって細く区切られた通路に、いくつかのテーマに沿ったイラスト(カラー原画)や原稿(最近のはデジタルなのか複製原稿)が飾られています。そのテーマは、

  • 好き(Like)
  • ありがとう(Thanks)
  • やさしさ(Kindness)
  • がんばる(Be my best)

などなど。もう泣きそう。

迷図を抜けると「記録(レコード)の部屋」。全コミックスが置いてあり、来場者が最も好きなシーンをスマホで撮ってLineアカウントへ投稿するという内容。(自分はアカウントを明かしたくなかったのでパス)

次の部屋は「大(ビッグ)なケロちゃん」。3mはあろうかというケロちゃん(ぬいぐるみ体型)が鎮座しています。本展示の最高のフォトスポットである(と音声ガイドのケロちゃんが熱弁しておりました)。

そして最後の部屋は「カードの間」。クロウカードとさくらカードが左右に並び、奥にはクリアカード。そして今回の展示用に作られた「幸福(Happiness)」の大きなクリアカード。部屋の入口からは裏面が、奥からはさくらちゃんが見えるカードですが、全面透けて向こう側が見えています。これもさくらちゃんの魔法なのかな。(近づいてじっくり見ればその仕組はわかるのですが、ここでは書きません)

はー。なんかこう、「楽しかった」というより「思い出を刺激されて泣きそう」というのが感想です。

やっぱりCCさくらはすごい作品なんだなーと想います。

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