ソードアート・オンライン オーディナルスケール

午前中、「この世界…」で沈んだ気持ちを、スカっとさせてくれました。順番が逆じゃなくてよかった。

SAOやGGOがフルダイブ型VRであるのに対し、今回の舞台は「オーグマー」と言われる網膜投影型のAR機器で作られる、現実世界にポリゴンをかぶせたような世界。そもそものSAOの世界で、現実の現代で話題になっているARが全く登場しなかったことが不思議だったのですが、今回のオリジナルストーリーはその答えにもなっていると思います。

VRギアは体が動かせません。ゲームとしてはキャラクタのステータスがそのままプレイに反映されるわけで、非常に都合がいい。それに対してARでは、剣を振ったりジャンプしたりは本人の身体能力によるわけで、キャラクタを成長させるというRPG型ゲームにはむいていないわけです。

キリトくんはそれを「ディレイ」と呼んでましたが。

さて、SAOサバイバーの全員に無償で配られたオーグマー。もうこの辺で政府か大手企業がバックに居ることが察せますが、その目的がたった一人の「帰ってこれなかった女の子」の記憶を他人からサルベージして、AIへ移植すること。その副作用としてSAOでの経験の記憶を失うこと、更には場合によっては命を奪ってしまうこと。首謀者はそれがわかっていてもその手段を選んだ。どうして天才は目的のためにたったひとつの手段しか選ばないのでしょう。

目的と、気持ちと、倫理観がリンクしなくなってしまうのは、失ったものの大きさによるのでしょうね。

最後に、新しい仮想世界と「SAO will comming back」の文字。TVかどうかはわかりませんが、また彼らに会えそうです。

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