シュタインズゲート劇場版

見てきました。量子物理学上のラブストーリー。

いやー、泣かされたぜ。

ストーリーはテレビシリーズから1年後。とてつもなく多くの世界線の記憶を持っていることで、オカリンはその存在が世界線上に定着しにくくなってしまい、それをクリスが何とかするというお話。

「想いは世界線を越える」というキャッチは、デジャブという現象を多元世界間の記憶の共有であると捕らえ、初めからいなかったことになってしまったオカリンのことをみんな思い出していく、ここで泣かされました。

クリスは過去改変を行わないように、2005年のオカリンに接触して記憶に強烈な思い出を与えようとしますが、最初は失敗してオカリンが交通事故に。

失敗してもタイムマシンで何度でもやり直せるとしても、その記憶を持ち続けるのは人間性が削り取られるようなものです。オカリンはテレビシリーズでコレを何十回もやり直しているんですよねぇ。

量子物理学では観測されていないものは存在しない、という原則があります。オカリンがシュタインズゲート世界線に戻れたのはクリスが観測し続けた、想い続けたためという解決策が妄想化学っぽくてよかったです。

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