今朝ツイートしたものだけど、書きたいことがたくさん出てきたのでこちらで。
http://www.ryunryuntei.com/gallery/archives/46.html
りゅんりゅん亭さんの、おそらく今度のワンフェス用の新作なのですが、
>■キットについて
>約150パーツ 10色カラーレジン(3色グラレジン)
>3種類の「グラレジン(グラデーションレジン)」を採用しています。
>グラレジンはあらかじめグラデーションのカラーレジンで成型されており、塗装をしなくても画像のように組み立てることができます。
>瞳デカールが付属します。
「グラデーションレジン」って何?!!って話です。
ガレキの製作(量産)方法を知っている人にとって、ある程度の想像は付きますけど、それを実現するとなるとどんな手順になるのか恐ろしい限りです。
全パーツフルカラーレジンで彩色不要っていうキットが出たのはもう2,3年前だと思いますが、そこからこんな風に技術のブレイクスルーがあるというのは考え付きませんでした。
キャラクタスタチューがガレキから塗装済み完成品にシフトしていった結果、真っ白な(あるいはアイボリーの)レジンの塊を丁寧に研磨し、塗装し、接合し、完成品を得るということに費やす技術力は、ますます不要のロストテクノロジーになっていく、良い悪いは別にしてそんな気がします。
民生品でもガンプラがHGやMG以上のグレードで塗装が「ほぼ」要らない模型を出し、「プラモデル」から「ガンプラ」を別レベルの「立体パズル」にしたときから、ガレキも同一方向への進化が一部では始まっていたのでしょうね。
ガンプラで1つのランナーで多色の成型がされていたのに驚いたのは10年以上前だったかな。金型ならともかくガレキ型でそれ以上のことをやってしまうなんて。やがてこの技術もプラモデルに流用されていくのでしょうか。