軽井沢シンドローム

「軽井沢シンドローム(作:たがみよしひさ)」というマンガが昔あった。

長野県北佐久郡軽井沢町を舞台に繰り広げられる青春グラフィティというのか。暴走族とか恋愛とか内容的にはありきたりの話だったのだが、キャラクタがとんがってて好きだった。そして「軽井沢」という町のロケーションをそっくりそのまま使ったご当地マンガだったのである。その正確さはマンガに書かれた地図をたよりに旅行ができてしまうほどのもの。実際、ぼくは車の免許取り立てで軽シンごっこをやりに軽井沢まで行ったのである。物語に登場する店もほぼそのまま実在していた。いまだに、古月堂(喫茶店:旧軽井沢)を「ら・くか」と呼んでしまうことも・・・

 

さて…

 

このマンガ、15年くらい前に完結しているのだが、その2代目たちを主人公に据えた続編がヤングチャンピオンで連載開始された。初代の主人公は20代。こんどの主人公は高校生。スピリッツからヤンチャンへの移動に伴い読者層が変わるのは確かだが、はたしてどのくらい楽しませてくれるのだろう。がんばれ、たがみ先生。

(あまりの懐かしさに、製作と全く無関係なことを書くほどうれしかったと思いねぇ)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です